古/いにしえの面影       其の七百八拾七
怪しい親爺輪っぱの会 別館 一人歩き編です。

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 撮影日  2008年08月13日 水曜日

大阪府大阪市東淀川区南江口Ⅱ(江口君堂)

えいや~!大阪市内に戻ります。
江口君堂は正式には「宝林山普賢院寂光寺」と号し、江口の君が草創したと伝わる。
寺の由緒によると、江口の君は平資盛(たいらのとももり)の息女で妙といい、
平家が没落後、乳母の郷里であった当地に寄寓することになったが、歳月を得て遊女に身を落とすに至った。
 1167年(仁安2年)西行法師が天王寺に参拝の途中、この地を通行中、にわか雨に会い、
江口の君に雨宿りの許しを願ったが断られた。法師が歌を詠んだところ、江口の君も詠み返し、
ついに歌を楽しみながら一夜を明かしたといわれている(この問答歌は『新古今和歌集』にも所載されている)。
後に、江口の君は光相比丘尼と名を改め、仏門に入り、1205年(元久2年)寂光寺(江口君堂)を創建したと伝えられている。
なお、大東市にある慈眼寺(野崎観音)では江口の君を同寺の中興の祖であるとか。

『由緒』現地説明版 菩賢院寂光寺

(※=マウスポインターを画像上に置いて下さい)


江口というのは難波江口で、淀川を上下する川船に、
瀬戸内海を往来する海船から乗せ換える所であった


周りの喧騒とは
かけ離れた静かな里の雰囲気。

※大阪市市政70周年記念碑
昭和37年銘

アブラゼミと庵主さんの読経以外
聞こえない寺内

※髭題目
日蓮宗なんですね。


君堂刻の
手水鉢。

※謡曲にも江口が~

石碑??

※鐘楼

墓標も~

※二階部分の軒が低い
独特な建物

江口君堂



セミの抜け殻のシーズン
(空蝉ですね)



墓標も~

※蝉時雨の中~

近代が背伸びして
覗き込んでいます。。

※家紋は揚羽蝶
鬼瓦

石仏のコナレ具合に
古くからの信仰を思われます。



日蓮大菩薩
(墓碑ではないみたい)

※手を合わせて~

藤の季節に再来したいと~

※近所の路地

一段高いのが
街道の名残



甍の重なり

※旧村中

入り組んで~



鏡遊び~
街道も…



東淀環境工場煙突が
ランドマーク

※アパートの被さって~

南江口の村中道



街道から離れられない~

※光照寺さん

 楠が見ていました。

袖すり合うも他生の縁~
いつまで知った景色があるのやら。。
頑張ってボチボチ更新中…^^;
古の人の息吹を感じながら~
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